オーケストラにとって「表」の仕事と「裏」の仕事の境界って、どこにあるんだろうか。
筆者はそんな「裏」とされる仕事を、より深く知るべく筆を執る。(という意気込みが伝わってくるように感じた)
運ぶ仕事、写す仕事、診る仕事、散らす仕事。
写譜の話や、チラシ配りの話が入っていたのは意外だったけれど、面白かった。
そういった、見出すべき専門家たちも、時代の移り変わりと共に、なくなってしまうものもあるんだろう。
名を残すではないけれど、こういった形で知ることに意味があるように思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2024年
- 感想投稿日 : 2024年3月31日
- 読了日 : 2024年3月31日
- 本棚登録日 : 2024年3月31日
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