府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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本棚登録 : 608
レビュー : 87
著者 :
mitsukiさん 2018年   読み終わった 

コンセプトをあまり理解していないまま、手に取った作品。

自称府中三億円事件の真犯人である筆者が、息子にちゃんと公表して贖罪をすべきと言われて筆を執った(打ち込んだのは筆者ではないようだが)私小説。

白田さんが本当の犯人であるかどうかは、色々な意見があるようだけど、今の時代だから、「小説家になろう」からのプライベートに見せかけた作品の提示が出来て、それが公に「売れる」流れの作り方が上手いなーと思った。
まあ、私も一冊買ったわけだからね。

私小説というスタイルが良かったのかどうかは分からないけれど、贖罪という言葉が出る割に、その雰囲気はない。
事件を盛り上げた書き方もそうだし、省吾や三神に対する思いも、70代の老人が人生の終わりを迎えようかと思う傍らで行き着いた心情がこれなら、浅いとしか言いようがない。

エンターテイメントとして読まれることは筆者にとって不本意かもしれないけれど、エンターテイメントとして読むしかなかった。

レビュー投稿日
2018年12月16日
読了日
2018年12月16日
本棚登録日
2018年12月16日
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