乱歩と東京 (ちくま学芸文庫)

  • 筑摩書房 (1994年1月1日発売)
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感想 : 20
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乱歩作品に書き留められた1920年代の東京を、建築の視点から解読していく内容。東京という都市は常に変貌し続ける。その変貌によって排除され、あるいは自ら去っていく者たち。昔もいまも東京という都市は常に少年たちを怯えさせる一面を内包してるのではないかな、それが時代時代で姿かたちを変えているだけで、と思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館で借りた
感想投稿日 : 2022年6月19日
読了日 : 2022年1月23日
本棚登録日 : 2022年1月23日

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