サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

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レビュー : 662
mitu310さん Audible   読み終わった 

Audible Studiosにて「聞く読書」。

ウオーキングしながら、そして夜寝る前に聞き通した10時間の素晴らしい読書体験だった。

品格あふれる和村康市氏の朗読に導かれ「読破」することができた。

我々人類「サピエンス」の壮大な歴史を、ありとあらゆる視点を駆使しながら語り尽くす。

エルサレムのヘブライ大学で歴史学の教鞭を執る筆者の多彩な論説のグイグイ引き込まれていく。

「サバンナの負け犬だったわれわれサピエンスが今の繁栄を築いたのは妄想力のおかげ」

「認知革命」が神話を生み、サピエンスは集団行動が可能になる。

農業と神話による社会の発展。

そして、最強の征服者「貨幣」。

その先端を進んだ「帝国」のメカニズム。

征服者の言葉と文化で生きていく民衆。

正義と悪。
支配者と非支配者といった単純な二元論では、歴史の分析もできないし、未来への道標も見えてこない。

世界には、知ってるつもりで知らないことばかりだと改めて気がつく。

命つき果てるその瞬間まで、学び続けるのが「サピエンス」の在り方だ。

レビュー投稿日
2020年1月3日
読了日
2020年1月3日
本棚登録日
2020年1月3日
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