人間に魅せられた死神がLieselという女の子の話をする。初めに死神によるどういう話かというネタバレ的な解説があるが、言葉の断片を列挙したような感じで混乱しつつも、少女の生活、成長の話が展開されていくうちに話にどんどんと引き込まれる。第2次世界大戦中の人々の生活や様子が、少女の目を通して生き生きと描かれているうえ、登場人物が興味深い。生と死、友情、愛、言葉の力、いろいろと考えさせられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Literature(YA)
- 感想投稿日 : 2012年1月31日
- 読了日 : 2012年1月31日
- 本棚登録日 : 2012年1月10日
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