印象的だったのは、華子の以下の一言。
「私はシカ。それも雄のシカになりたかった」
華子と私と時々健吾。私の中で、序盤は健吾が多くの割合を占めているが、物語が進む中で、徐々に華子に移り変わっていく。
私が華子にある種、依存していく。華子は関わる全ての他人から、依存または執着されているのに、彼女は全く関心がない。
華子の言動に我々読者も引き込まれて、興味を抱いていくのが不思議だった。
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- 感想投稿日 : 2022年1月20日
- 読了日 : 2022年1月20日
- 本棚登録日 : 2022年1月20日
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