トゥクパを たべよう インドの ごちそう スープ (imagination unlimited)

  • イマジネイション ・プラス (2020年9月27日発売)
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感想 : 8

トゥクパとは、チベット、ネパール、ラダックのヒマラヤ山脈北部いったいで食べられている、平たいメンの入ったスープ。

主人公ツェリンの大好きなのは、おばあちゃんの作ってくれるトゥクパ。
今日の夕飯は、トゥクパだとわかっているので、朝からとても楽しみにしています。

学校からの帰り道で出会った、友人やご近所さんに「おばあちゃんのトゥクパを食べにおいで」と誘います。
まあ、そんなに急に誘っておばあちゃんのトゥクパは、足らなくならないかしら? と、心配になります。でも、心配ご無用。
絵本を最後まで読むとわかる通り、この地域ではこうして一緒にご飯を食べることに慣れているようです。
みんな、それぞれ手土産をもって訪ねてくれて、食べ物は足りないどころか、余るほど。

ところで、この主人公ツェリンは、目が見えません。
でも、愛犬といっしょに白い杖をつきつき、学校からの帰り道を歩きます。
人とすれ違っても、気配や音ですぐに誰だかわかります。

すごいなあと思ったのは、停電が起こったシーンでのこと。ちょうどトゥクパを作っている途中で真っ暗になってしまったのだけど、ツェリンは大丈夫。
みんなが戸惑っている中でも、「いつも通り」にお手伝いができました。

そのおかげで、おいしいトゥクパが出来上がり、みんなで食べます。
そのおいしそうなこと。食べたことの無いスープなのに、きっとおいしいに違いないと確認してしまうほどでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月27日
読了日 : 2021年5月29日
本棚登録日 : 2021年5月29日

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