「酵素」の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか(祥伝社新書314)

著者 :
  • 祥伝社 (2013年3月2日発売)
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本棚登録 : 107
感想 : 17
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「3日食べなきゃ7割治る!」舟瀬俊介著を読んで興味を持ったので手に取った。

「3日食べなきゃ~」ではぼんやりと食べなきゃ良いんだな位しか思っていなかったが
食べなければ体に良い理由を医学的に分かりやすく説明されていて理解できた。

まとめると
体内酵素には代謝酵素と消化酵素がある。
たくさん食べると体内酵素は消化酵素に多く使われて代謝酵素が空くなくなる。
人間が一生の内につくられる酵素は決まっている。
だから酵素を有効に使えるようにしよう。
そのためには
・食べる量を減らして消化酵素に使くことなく代謝酵素として使える量を増やす。
・発酵食品を摂って体内の酵素の量を増やす。
・酵素を減らす添加物の多く入った食べ物には食べないように。


p118にあるアメリカのジョンズ・ホプキンス大学の人類学者アラン・ウォーカー博士が
述べるように「人間は果食動物だった」としたら
果物だけを食べて水分も取っている中野瑞樹さんは
意外と正しい食生活なのかと思ってしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年7月15日
読了日 : 2017年7月14日
本棚登録日 : 2017年7月9日

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