早雲の軍配者

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本棚登録 : 995
レビュー : 170
著者 :
キタキツネさん 富樫倫太郎   読み終わった 

軍配者、それは戦の全般に関して君主に助言する専門家。
占術、陰陽道、観天望気、医術、戦術を修め、軍師とはまた異なる存在だった。
小太郎、冬之助、四郎左の三人は、生まれも育ちも違うが、軍配者を養成する足利学校で出会う。
喧嘩しつつもお互いに認め合い勉学に勤しむが、いずれは敵として戦場で見えるかもしれなかった。

時は室町時代から鎌倉時代にかけて、後に戦国大名となった北条氏の祖である伊勢宗瑞(北条早雲)に薫陶を受け、その才を見出された小太郎。
もともとは忍びの風間一族だったが、宗瑞によって風魔性を名乗るようになる。
これが後の世に、忍び集団の風魔一族へと繋がっていくのですね。
そして、小太郎は北条氏、冬之助は上杉氏、四郎左は武田氏、それぞれが戦国大名の軍配者となり、その係累が戦場で相対することになる。
歴史的背景を踏まえつつ、エンターテイメントな小説で、おもしろく読むことができました。

レビュー投稿日
2011年4月30日
読了日
2011年4月30日
本棚登録日
2011年4月30日
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