この本は、最後の事例紹介に登場する(株)イマジナ代表取締役社長の関野氏によって書かれた。
会社の従業員にはもちろん、社外のかたにも「企業カルチャー」を浸透させるブランディングについて、本書では、10社の事例を紹介している。
本書で紹介されている「企業カルチャー」は、どの会社も共通して言えることとして、「社会貢献」、「顧客主義」そして「社員の幸福追求」に集約されるのではないかと思った。
この考えは、京セラを創業し、JALを再生させた稲盛氏のフィロソフィーにも通じるものがある。
各企業が「ブランドイメージ」を作っていくため、社員一人ひとりにクレドなどを渡し、根付かせていくのは、リーダーの役目であると感じた。
著者の会社では、「月曜日の朝がいちばん楽しい会社」づくりを目指すという。
私は、企業ブランドについて、ワクワクする職場環境を構築し、「会社の使命」を社員と経営者とのコミュニケーションを大切にする行動こそが、社員の幸福追求につながっていくのだと感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
企業
- 感想投稿日 : 2015年7月17日
- 読了日 : 2015年7月17日
- 本棚登録日 : 2015年7月17日
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