まほろ駅前多田便利軒

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本棚登録 : 5825
レビュー : 1147
著者 :
miyacococoさん 三浦しをん   読み終わった 

映画を観て興味が湧いて読んでみました。なので比較感想になってます。

映画の多田は、何かを諦めてるような風情でまぁ不機嫌で、過去の癒えていない傷をもてあましているような印象の人物だったけれど、小説の多田はそれプラス戦っている感があって、意外だった。
ちゃんと主人公していた。行天のイメージが強いのは小説の方も変わらないけれど。
『行天と暮らした1年近くのあいだ、多田は楽しかった。-略ー 楽しかったのだ。だから錯覚した。自分は変わったのではないか、忘れることができるのではないか、と』
この一文で、多田ってほんとは変わりたかったんだぁ、とホロっとした。
行天が不在で多田が1人なだけの場面など、多田の孤独やむなしさをさりげなく、でも縁取るように描写する。そういうところは、映像じゃなくて小説の領分なんだなぁと。(映画は映画で好きです!)
読んでる人が全員、そこに気付かなくても、勝手に私が感じているだけでも。

行天の印象は変わらず。
ずっと松田龍平イメージで読了です!

レビュー投稿日
2012年8月7日
読了日
2012年8月5日
本棚登録日
2012年8月7日
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『まほろ駅前多田便利軒』のレビューへのコメント

猫丸(nyancomaru)さん (2012年8月10日)

「映画を観て興味が」
映画になtっていたのですね、知りませんでした。
読もうと思っている、三浦しをんの本では次の次(先に「風が強く吹いている」)。その前にDVD借りようかな?

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