初、青山七恵。
読後に芥川賞受賞作と知った。芥川賞、ナイスなことするなぁとしみじみ。
主人公の視線と共に進んでいくからとっても読みやすい。
想像しやすい。しょっぱなから情景が浮かぶ。
ハタチの頃、年上もお年寄りも、ちょっと小バカにしつつ後ろを尾いて歩いた。
若さゆえの勢いと共に、世間というものに対して相当不安だった、とか思い出として残っていなかった酸っぱい気持ちを思い出した。
(脳みそは覚えているのか汗)
主人公の悪い癖、ああいう隠しごとの描写、ラストに向ってスムーズに解決して予想以上にスッキリした。
もしかしてあれがこの物語の要だったのかな。。。
そういえば、吟子さんが買ったチョコはDEMELのチョコかな。ネコの舌ってやつ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
青山七恵
- 感想投稿日 : 2013年8月25日
- 読了日 : 2013年8月25日
- 本棚登録日 : 2013年8月25日
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