ひとり日和

著者 :
  • 河出書房新社 (2007年2月16日発売)
3.14
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本棚登録 : 2057
感想 : 448

初、青山七恵。
読後に芥川賞受賞作と知った。芥川賞、ナイスなことするなぁとしみじみ。
主人公の視線と共に進んでいくからとっても読みやすい。
想像しやすい。しょっぱなから情景が浮かぶ。

ハタチの頃、年上もお年寄りも、ちょっと小バカにしつつ後ろを尾いて歩いた。
若さゆえの勢いと共に、世間というものに対して相当不安だった、とか思い出として残っていなかった酸っぱい気持ちを思い出した。
(脳みそは覚えているのか汗)
主人公の悪い癖、ああいう隠しごとの描写、ラストに向ってスムーズに解決して予想以上にスッキリした。
もしかしてあれがこの物語の要だったのかな。。。

そういえば、吟子さんが買ったチョコはDEMELのチョコかな。ネコの舌ってやつ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青山七恵
感想投稿日 : 2013年8月25日
読了日 : 2013年8月25日
本棚登録日 : 2013年8月25日

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