どれだけ予算を増やしても人が集まらない。村の活性化策が袋小路で行き詰っている中で浮上したのが稲刈りの体験型イベント。平成5年に開催された、この村おこしイベントが契機となり、田んぼアートが始まる。ただ苗を植えて刈るだけではおもしろくない。そこから稲で文字と絵を描く発想に発展していった。一年一年試行錯誤を繰り返し、失敗しながら工夫を重ね現在に至る。年々完成度が高まっていく田んぼアートの軌跡を紹介する。平成18年に来場者数が20万人を突破して以来、知名度は全国区になる。ピーク時には2時間待ちの行列。平成24年には第2会場が新設される。絆を結ぶ奇跡は輝石となり、今、全国に波及している。
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カテゴリ:
娯楽
- 感想投稿日 : 2015年10月1日
- 読了日 : 2015年10月1日
- 本棚登録日 : 2015年10月1日
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