斜陽 (角川文庫クラシックス た 1-4)

著者 :
  • KADOKAWA (1950年8月1日発売)
3.67
  • (34)
  • (39)
  • (80)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 418
感想 : 47
4

これはとてつもなく暗い作品です。
零落した貴族というのも悲しさが漂いますし
母親が弱り、あっけなく死に行く様も暗いと来ています。

主人公もとかく悲しい目に遭っています。
そう、離婚という。
そして行き着いた先は傷つく恋…

全部に陰鬱が漂います。
この作品は死の1年前に書かれたそうで。
きっとこの時期から彼の死の渇望は
あったのだとおもいます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般小説
感想投稿日 : 2012年12月1日
読了日 : 2012年12月1日
本棚登録日 : 2012年12月1日

みんなの感想をみる

ツイートする