ああ、これは切ないよなぁ。
もしも、という要素が
あって欲しい作品でしたね。
ある人が「ある要素」さえ持っていれば
全ての諸悪の根源はなかったし、
痛ましい事件さえ起きなかったわけで。
まあ、もしかしたらわかるかもしれませんが
やたらたてつく人間がいるので
そこに「もしかして?」を見出せるかもしれません。
謎さえ解けなくてもね。
まあ、その予想はあたりです。
あと罠の表現も出てきますが
某それが本当だった作品とは違い
それは途中で打ち消されますので
ご安心を。
さすがの火村も
この事件に関しては言葉を
つぐんでいます。
仕方ないよね。
あまりにも救いがなさ過ぎました。
解決しても
そこに爽快感は、ない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2017年3月16日
- 読了日 : 2017年3月16日
- 本棚登録日 : 2017年3月16日
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