君は小人プロレスを見たか (幻冬舎アウトロー文庫 O 43-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (1999年12月1日発売)
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感想 : 5
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 小人プロレス(こびとってATOKで変換しないのね)を入り口に、双子だった自分史、マスメディア批判、そして障害者観へと展開していく。しかし、常に自分自身の体験としての小人レスラーとの出会いをベースに話は綴られている。だからそれなりに説得力があって面白い。
 また、追録にあるその後の3人の死や、それにまつわるさらなるエピソードも引き込まれていく。
 文庫に収録するに当たって、ドッグレッグスの北島氏の解説もあるが、蛇足の感が否めないのが残念。
 

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 障害・障害者
感想投稿日 : 2010年10月2日
本棚登録日 : 2010年10月2日

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