張込み 傑作短編集5 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1965年12月17日発売)
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感想 : 65
4

カバー 木村光佑
解説 平野謙

『張込み』
なんか読んでもよくわからなかったけど(私がアホだから)
刑事がずっと張り込みをする話ですね
奥さんが不倫してたっぽい

『顔』
ある劇団に所属する無名の若手俳優の話
彼は過去に、付き合っていた女性を殺した
なかなか女性が別れてくれずに面倒くさくなったのだ
そして、殺しに行った時、一人だけ女性の知人と会ってしまった
その知人に顔を覚えられていると思い込んでいる主人公は、いつ自分の犯罪がバレるかひやひやしている
しかし、俳優として大きな仕事が彼に舞い込む
映画にでて顔が全国に広まれば、あの知人男性に見られるかもしれない
でも、俳優として大成したい気持ちもある
そして彼はついに、その知人を殺すことを思いつくが、当の知人はまったく主人公の顔を覚えていなくて……

主人公の思い込みが結果、どうなるか?
悪いことをしてはいけませんね~

『声』
主人公は、かつて大きな企業の電話番を務めていた。
200人以上の社員の声を聞き分けられる彼女は
会社の中でも一目置かれる存在だった。
しかし、その彼女の良い耳が、悲劇のもとになるなんて。

『地方紙を買う女』
全く自分とは関係のない地方の新聞を買う女の話
新聞を取り寄せるために彼女は「連載されている小説が読みたいので」と嘘を書く
そして、その嘘の事実が小説家本人にも知らされたことから、彼女の不幸は始まる

『鬼畜』
小さな印刷業を営む主人公の男の話
仕事が軌道に乗り始めた男は、とある店の女中と深い中になる。やがて彼女との間に子供が3人も生まれ、8年間妻に隠し通してきたが、経営が傾いたとき全てがバレる。
そして家に乗り込んできた愛人は、子供3人だけを残して実家に帰ってしまう
主人公の妻は、残されていった3人の子供を始末するよう男に命じるのだった

『一年半待て』
一度決まった判決内容は変えられないことを利用したしたたかな女の話。かわいそうなだけでは終わらない、女性の怖さを感じる


『投影』
これはよくわからなかった(おい)

『カルネアデスの舟板』
学者とかつて弟子だった男の話
師と弟子の立場が逆転する?というか、
昔の恩師を大事にしないようなやつは、
偉くなっても大成はしないのかな

自分が忘れないように書いてるんで意味わかんなくてごめんなさい

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2018年1月20日
読了日 : 2018年1月20日
本棚登録日 : 2018年1月20日

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