涙なくしては読めない。

紙の本が好きなら絶対に読むべき一冊。

本の紙を作ってくれている方々
ありがとう。。

2021年7月22日

読書状況 読み終わった [2021年8月10日]

日野原重明 著『生きることの質 』(岩波現代文庫)のなかで紹介されていた。

不必要なものを捨て、簡易な生活を選び、それに満足している様子は『方丈記』に似ている。ただ、さすがに鴨長明ほど極端な隔離生活はあまりに非現実的。アン・リンドバーグは「私にとっての解決は、この世を捨てることにも、完全に受入れることにもなくて、その中間のどこかで釣り合いを取り、或いは、この両極端の間を往復する一つの律動を見付け」、「孤独と接触、退避と復帰の間に吊るされた振子になる」のだと語る。彼女の休暇の過ごし方は、文明社会で家族と家をもち、職業をもつ現代生活に即している。極端でなく、かといって中途半端でもなく、うまくバランスをとっている感じが伝わってくる。

一人の時間をもつことで、枯れた精神の泉に水を漲らせる…
定期的な孤独、内省のススメ。

2021年3月28日

読書状況 読み終わった [2021年4月1日]

全身の運動神経細胞が侵されることで、最終的には完全に動けなくなってしまう病気「ALS」。徐々に痩せ細っていく隨意筋のうち最後まで機能する瞼と眼球の動きだけで意思表示をする。まったく動かない身体に明瞭な意識が閉じこめられてしまう状態の恐怖、残酷さ。

ALS患者の70%が悩んだ末に気管切開を選択せず、自死の道を選んでいるといわれるなか、ALS患者として生きていく覚悟を決めた筆者が「たとえ時間がかかったとしても。間に合わなかったとしても…。」と視線入力装置で描いた未来予想図。

2021年5月7日

読書状況 いま読んでる

市井の精神科医、浜田晋先生の著書。何冊も読んできたが、どれも面白く、深く、飾らず、そして人間味に溢れている。

他の著書には主にそれまで診てきた患者たちのことが書かれているが、この『老いるについて』は浜田先生ご自身の老い、ご家族の老いと死についても多く語られている。

章ごとの挿し絵も良くて、それをしばらく眺めてから次へと読み進めていった。時を置いて読み返したい。

2021年10月2日

読書状況 読み終わった [2021年10月2日]

おそらく原著は良いのだろうけれど、これは翻訳が良くない。終始、直訳のような調子で夢中になれない。

2021年10月16日

読書状況 いま読んでる

先にエッセンシャル版を読んで、もっとしっかり読みたくなって購入。良い。反省すべきこと多し。

2021年1月25日

読書状況 読み終わった [2021年2月7日]

太宰治は読んだことがなかったし興味もなかったけれど、2020年プレミアムカバーに惹かれて購入。暫く積ん読になっていた。ある日、急に思い立って読み始めた。そして読み始めたら止まらなくなった。

物語そのものよりも筆致に魅力を感じる。
たとえば

「人間は、こぶしを固く握りながら笑えるものでは無いのである。」

「弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我をするんです。幸福に傷つけられることもあるんです。」

「自分の不幸は、拒否の能力の無い者の不幸でした。」

2020解説まで熟読してようやく、惹き込まれる理由がわかった。
読まず嫌いをまた一つ克服した。

2021年1月3日

読書状況 読み終わった [2021年1月3日]

文章のテンポがいいからスイスイ読み進められる。

『こころ』を読んだ後ということもあり、軽快に読める。

2020年12月5日

読書状況 読み終わった [2020年12月27日]

パラパラと立ち読みで十分。
新たな気づきや学びは見当たらない。
こういう類の本にありがちなことが一通り書いてある。

2020年10月25日

読書状況 読み終わった [2020年10月25日]

大人として、社会人として、これくらいは身につけておかないと逆におかしいかな。
大したことは書いてないと思う。

育ちよりも、自己修養の積み重ねじゃないかな。

2020年10月25日

読書状況 読み終わった [2020年10月23日]

お昼休みにサラッと立ち読みする程度の本。

2020年10月25日

読書状況 読み終わった [2020年10月23日]

『銀の匙』に次いで大好きな作品。亡き嫂への想い。涙なくしては読めない。何度も読み、中勘助全集第8巻でも読んだ。

2021年1月10日

読書状況 読み終わった [2020年12月16日]

谷川俊太郎『ひとり暮らし』の中で、 “ 河合隼雄氏がこの児童文学を話題にしている最中に涙でしばらく絶句した。 ” というエピソードとともに紹介されていた。そこから芋蔓式に購入。

両親に早く死に別れ、施設に入れられたりするうちに、まったく無表情で感情を表に出さなくなった少女が主人公の物語。その少女をあずかった夫妻が「まるごと愛して何もしない」ことの出来る人たちだった。心に傷を負った者のために出来ることは「何もしないでそこにいる」ことだけ。。

マーニーとの出会いと別れ…深い深い繋がりの物語。

ノンフィクション好きで物語は苦手な私でも、これは夢中で読めた。

2020年9月1日

読書状況 読み終わった [2020年10月13日]

なんとなく読むのにGood

2020年10月25日

読書状況 読み終わった [2020年9月1日]

きっと面白いのだろうと思える内容だけど
残念ながら翻訳が酷い。

2020年11月29日

読書状況 いま読んでる

夢中になって一気に読み終えた。

子をもつ親なら、涙なくしては読めないだろう。自分がこれまで試行錯誤してやってきた育児を振り返り、反省する機会になる。

2020年7月25日

読書状況 読み終わった [2020年7月25日]

活字中毒が頭を使わずに何か読みたい時に良いかもしれない。
あまり大人向けではないけれど、意外と惹き込まれて楽しめた。

2020年10月25日

読書状況 読み終わった [2020年7月17日]

この世界観が大好きで何度も読み返す。

昭和をまったく知らない世代にはなかなか想像し難いかもしれないけれど、こんなふうに育てられた子供が豊かな情緒をもち、味のある大人になるのだなと思う。

このような幼少期を過ごしたからこそ、『蜜蜂』他数々の名随筆が生まれたのだと思うと、中勘助を育ててくれた伯母さんに感謝、感謝。。

日常の描写
微笑ましい光景

幼き日の中勘助が可愛くて可愛くて。。

2020年7月24日

読書状況 読み終わった [2020年8月22日]

「敏感性性格者」たちがなぜ生きづらいのか、その原因と彼らが自分の心を守るためのアドバイスが書かれている。
これを読んだのは、自分が逆のタイプであり、「敏感性性格者」の思考を少しでも理解するため。
勝手に被害者になり勝手に傷つく彼らの様子を思い浮かべながら読むと、そうだそうだ、そりゃそうだ、当たり前じゃん…などと頷くところが多い。

敏感性性格で生きづらい人々たちも好き好んでそうなったわけではないだろう。逆タイプの人間として、少しでも彼らの内を推察し、サポートできればいいなと思う。

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〈P144〜145より〉
人生における絶対の優先事項は「自分自身になること」である。
とにかく自分が自分であることが最大の使命である。
したがって親子であろうと、配偶者であろうと、誰であろうと、私が私自身になることを許さない人とは別れることである。
これが「自分の人生を無意味にしない絶対の法則」である。

(シーベリーの『利己主義の方法』とは)
人から気に入られたいという、とらわれの感情から解放される方法である。
自分を大切にする人にしか他人を大切にすることはできない。
人は自分を受け入れる程度にしか、他人を受け入れられない。
自分を愛することなしに他人を愛することはできない。
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まったく、その通り。



2020年7月7日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2020年7月7日]

どこから読んでもいい。パッと開いたページから数ページで乙女の課題を1つ学べる。

本来ごく当たり前のことを改めて書いてあるだけなのに、納得すること、ハッとすること、気づきが多い。乙女だけじゃない、老若男女を問わず、人として大切な基本。

激しく頷いた箇所2つ…

「知の匂いがある人には、気品が備わるのです。」
「妻も母も、娘の延長でこなせるものではありません。」

ほんとそれ、うん。。

2020年6月25日

読書状況 読み終わった [2020年6月24日]

おもしろ深い。。

まず、のっけからクスッとなる…
「この本は神様に内緒で出版しました。」
「くれぐれも神様にはナイショですよ。バレると廊下に立たされますからね。貴方も私も。」

しかしなぜ、全ての漢字が振り仮名付きなんだろう??


2020年6月24日

読書状況 読み終わった [2020年6月24日]

「巨大病院や大学でぬくぬくと研究を続けることができなかった」と、東京の下町に小さな精神科診療所を開業し、「荒野からの叫び声」に耳を澄まし応えてきた浜田晋先生の著作。核心を突きながら飾らない語り口が好きで、『心をたがやす』(岩波現代文庫)に続き2冊目。

市井の精神科医が見てきた「生々しい老い」

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彼らの多くは黙する。言葉を失っている。そのつぶやきは「社会」にとどかない。一人一人の「生」そのものが現代のわが国の医療や福祉や社会そのものの諸矛盾、貧しさ、非情さを鮮明にうつし出している。豊かな国日本への告発でもある筈だ。しかしマジョリティはそのことに気づかない。気づいてもだまっている。眼をそむける。
やがて人は確実に老いる。そして病む。かつての巨大な権力者さえそこからのがれることはできなかったではないか。
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人はただ生まれ、育ち、生き、そして老い、死ぬ。
さまざまに。ただそれだけ___

2020年6月22日

読書状況 読み終わった [2020年6月26日]

非常に薄い本なので本屋さんの立ち読みで読み終わってしまったものの、再読したくなり購入。それくらい良いってこと。。

2020年6月21日

読書状況 読み終わった [2020年6月21日]

あまり期待せずに読んだら予想以上に楽しめた。オーウェルの観察眼と表現力が光る。翻訳も素晴らしい。

パリ編もロンドン編もおもしろいが、特筆すべきだと感じたのはP232〜234で、オーウェルが自ら経験した窮乏生活から学んだ「物乞いの社会的地位」について述べている部分が感慨深い。

それに続く、ロンドンのスラングと罵詈雑言について、また「零落した人間」についてなど、終盤にさしかかったところからの記述が深い。

そして、ここで出てくる『暇つぶしの才覚』という表現がタイムリーだった。この本を読んだのがちょうどコロナ騒ぎの真っ只中で、自粛生活がつらい、暇でしょうがない、などという世間の話題をよく聞いたが、そういう人々は本書でいうところの『暇つぶしの才覚もないまま』大人になってしまったのだろう…などと思ったり。
それに比して、巣ごもりを満喫できる我々読書好きは『暇つぶしの才覚』があるということかしら。。



2020年5月26日

読書状況 読み終わった [2020年6月18日]
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