沖田総司 (新人物文庫 お 2-1)

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本棚登録 : 372
レビュー : 47
著者 :
ふみさん 小説(歴史・時代)   読み終わった 

新選組本での紹介やレビューなどで評判が良いようなので読んでみたのですが、これは!

中盤までは普通に面白かったのですが、後半~終盤にかけてがいい。新選組の第一線から離れざるを得ず、病床の日々となるのですが、そこでの闘いは病魔だけでなく、まさに命そのものとの闘いでした。
この時代と今の時代。あの時の彼らと今の自分たち。命の重さは同じでも、その重みは全く違ったのだと思わずにいられません。
油小路の変の後くらいからその描写が強くなり、土方との別れには熱く苦しいものがこみ上げてきました。常に冷徹な指示を下す土方が、病の前にも後にも沖田には心を寄り掛けられる様子が、また切なくなります。

他には好みとして馬の初霜や、谷の介錯のいざこざや桝屋での斎藤とのやりとりが良かったです。

画像が出てこないのですが、私が読んだ本の表紙カバーは沖田総司自筆書簡のもの。同じ出版社と出版年のはずですが、私は断然そっちの方がいいのに、古本で探すしかないのだろうか(涙)

レビュー投稿日
2014年10月27日
読了日
2014年10月31日
本棚登録日
2014年10月31日
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