後を継ぐことを拒否して放蕩の限りを尽くしたお寺の跡取り息子が夢破れてお寺に出戻ってくる。これからは欲を捨てて修行に励もうと誓うも、敷地内に煩悩にまみれたバーが出来、そこに集まってくる悩みや問題を解決しながら前へ進んでいくお話。
小さな推理小説の部類に入るのかな、もっと面白くなり得たかな、という感じもある。なぜ住職はこのふたりとバーを作ったのか、寺のものを盗んだ犯人は結局誰だったのか等、残った部分も多くあまりすっきりしないかな。寺の存続についてや、壇家争いのようなとこは面白かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月2日
- 読了日 : 2021年10月2日
- 本棚登録日 : 2021年10月2日
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