汚れつちまつた悲しみに…… 中原中也詩集 (角川文庫)

著者 :
制作 : 佐々木幹郎 
  • KADOKAWA (2016年10月6日発売)
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本棚登録 : 993
感想 : 27
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初めて詩集というのを読みました。
この詩集は「生きる」「恋する」「悲しむ」がテーマのアンソロジーだそうです。
有名な「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」が子供の頃、何となく聞いて???な具合でしたが、一部始終を通して読むと、それが「空中ブランコ」と認識できる、イメージを集中すれば非常に理解はしやすいと感じました。
夕陽を「蜜柑」と例えるなど、現代人にはない想像力に触れて、次は全詩集を読みたくなりました。

中原中也という人物は、自然をとても愛した人なんだと感じました。
空や雪に憧れて、酒と煙草と立腹を愛し、可愛らしい色気が全体的に出ています。

フランス語のところは注訳が欲しかったかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年12月4日
読了日 : 2016年12月4日
本棚登録日 : 2016年11月30日

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