林忠正:浮世絵を越えて日本美術のすべてを (ミネルヴァ日本評伝選)

著者 :
  • ミネルヴァ書房 (2009年4月10日発売)
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感想 : 2
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著者は林忠正のひ孫の妻。
家に残された書簡や目録が生かされている。

林忠正の伝記というよりも
その時代の社会情勢、美術界の様子
周りの人々の言動を描くことで
林忠正の人物像を浮き彫りにしている。

日仏両国を愛し
美術を通して両国の架け橋になろうとしたが
早逝のため叶わなかった。

著者は、とくに日本では林忠正は
正当な評価が得られていないという。

もし彼が早逝せずに
西洋美術館・西洋ホテルの建設を成し遂げるか
もしくは、成し遂げる後継者を育てていたら
彼の評価も日本美術界も
全く違うものになっていたのではないだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年2月21日
読了日 : 2019年2月21日
本棚登録日 : 2019年2月21日

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