書かれたのは1983年。コンピューターが現れたことで、人の脳の使い方を変えなければいけないという問題提起。
これまでの知識詰め込み型=脳を倉庫のように使う方法から、自ら自由に思考・創造する=脳を工場として使う方法へ。創造できる土壌のつくり方として考えを寝かせることやエディターシップ、セレンディピティを、そのための脳の整理の仕方として忘却を解説する。終盤の"思考の種類"の話では、これまで自分が使い切れていなかった思考のあり方を知って唸るばかりだった。
今流行中の『メモの魔力』の根幹・土壌となる考え方。
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- 感想投稿日 : 2019年2月17日
- 読了日 : 2019年2月17日
- 本棚登録日 : 2019年2月17日
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