花さき山 (ものがたり絵本20)

著者 :
  • 岩崎書店 (1969年12月30日発売)
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本棚登録 : 1708
感想 : 190

最近、斎藤×滝平コンビの絵本に魅了され、この絵本でいくつかの賞を受賞していると知り、図書館で借りた

十歳の「あや」が、山奥の花さき山へ入ってしまい、みたこともない花を目にして…

はじめのつかみがすごくて、すうっとおはなしの中に引き込まれてしまった
それ以降おはなしはたんたんと進む
『蜘蛛の糸』はこわかったけれど、こちらのお話は優しい気がする
「おらの花」という発想は、自己満足だけれどやっぱり必要だと思う
誰も見ていなくても、自分自身が見ている
みんなが自分自身の花を咲かせられたなら、すてきなことだ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: E  絵本
感想投稿日 : 2013年10月20日
読了日 : 2013年10月20日
本棚登録日 : 2013年10月11日

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