グリム 白雪姫と七人の小人たち☆〔新版〕☆

  • 冨山房 (1996年1月1日発売)
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本棚登録 : 74
感想 : 16

白雪姫の絵本、読み比べ。

グリム。
「大人が子どもに読んでやるもの」という絵本ではない。
まあ、グリム童話を楽しめる年齢はいくつなのか、というところだと思いますが。
見開き全部が文章、そのつぎの見開き全部が絵、という感じで進むところが多い。
三冊読んだけれど、どれも文章も絵も少しずつ違う。
お妃が白雪姫の肺と肝臓を食べるのは、美しさを取り込みたいからなんですね。
絵が芸術品のように美しいのだけれど、描き込みが多いし、なぜこの場面を描いたんだろうと思うところが多々あった。
美しいと不気味は紙一重なんだなと初めて感じたかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: E  絵本
感想投稿日 : 2018年2月28日
読了日 : 2018年2月28日
本棚登録日 : 2018年2月28日

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