にひきのかえる

著者 :
  • 新樹社 (2013年6月1日発売)
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本棚登録 : 132
感想 : 16

手にする機会があってよんだ。

みどりの かえると きいろの かえるが、けんかを しました。
すると その とき、さむい かぜが ふいて きました。
にひきの かえるは、つちの なかに もぐって ふゆを こすことにしました。
「はるに なったら、この けんかの しょうぶを つける。」
そして、はるが やってくると……。

いいなぁ、色あざやかで、すてきな絵です。
「いけには あたらしく わきでて、ラムネのように すがすがしい みずが いっぱいに たたえられて ありました。」の場面が、ほんとうにきれいです。
緑と黄が、ターコイズブルーのような絶妙な青とよく合っていて、ラムネのような泡に清々しさを感じました。
絵だけ見ても当然のようにおはなしがわかるのもいい。
おはなしも、もちろんいいです。
「よく ねむった あとでは、にんげんでも かえるでも、きげんが よく なる もので あります。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: E  絵本
感想投稿日 : 2018年12月22日
読了日 : 2018年12月22日
本棚登録日 : 2018年12月22日

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