『改訂新版 私たちの選んだ子どもの本』で知り、図書館で借りた。
「長い歴史をかけてくぐり抜けたものの形には、樹木や雪と同じように、理に叶った美しさが備わっている。」(あとがきより)
左側に50音のひらがな、右側にそのひらがなを頭文字にしたもの。
さらに、それらをそれぞれ頭文字のついたものの白黒の絵で囲っている。
表紙に「ん?」と思いながら、みはじめると、なんと美しい!
最近、『あいうえおうさま』がいいと思ったばかりだけれど、こちらに乗り換えます。
絵は一見すると精緻なのに、だまし絵風で一筋縄ではいかない。
こういう絵本をみて考えて育ったら、あたまがよくなりそうだなぁ。笑
囲みの絵の答え、最後に手引きがあるものの、難問だ。
白黒だと色で判断するわけにいかず、特徴を捉えようとしてあたまの体操になる。
わかったものだけ、塗り絵にしていくのもいいかも。
買って損はしない絵本だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
E 絵本
- 感想投稿日 : 2015年4月10日
- 読了日 : 2015年4月10日
- 本棚登録日 : 2015年3月31日
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