ジェニーとキャットクラブ (黒ネコジェニーのおはなし 1) (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店 (2011年10月25日発売)
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感想 : 36

基本図書、ネコのはなしなので気になっていました。

ジェニー・リンスキーは、小さな黒い、みなしごネコで、いまは、キャプテン・ティンカーといっしょにくらしています。
(ジェニーがキャット・クラブにはいるはなし、ジェニーがネコの学校へいくはなし、ジェニーがはじめてパーティーにでるはなし)

子どもが冒険した気分になれるおはなしです。
初めての場所と人にどきどきしたり、年が違う人と仲良くしたり、そういうことは大人でもある。
子どもにももちろんあるだろうから、へんな言い方だけれど、予習・復習になるんじゃないかな。
一つめのおはなしでは、特技がなくたっていいじゃないか、と上から目線で思ってしまったけれど、それは限界と制限であって、夢をつぶしてしまう考え方なのかもしれない、と反省した。
二つめのおはなしでは、ピックルズが登場したのに驚いた。最初は乱暴者でがっかりしたけれど、最後には出てきてくれて良かったなと思った。
三つめのおはなしは、車の中で待っているときに音読してみたら、するする声に出せて頭に入ってきた。文章がわかりやすい。冒険と協調性。キャプテン・ティンカーがいてくれる安心感で締めくくれる。
続きも読んでみようかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 900 文学
感想投稿日 : 2017年5月10日
読了日 : 2017年5月10日
本棚登録日 : 2017年5月10日

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