号泣する準備はできていた (新潮文庫)

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本棚登録 : 9015
レビュー : 688
著者 :
潤さん 小説・エッセイ   読み終わった 

中学生で読んだ江國香織は意味が分からなかった。
大学生になって読んだ江國香織は私の頭の中そのものだった。

上手く言語化できない、わやわやしてもやもやしてぐんにゃりした不安感か高揚感のようなものが、日常には詰まっている。そんな日常的な頭の中の物語を文章にしたのがこの人のこの短編だとおもう。少なくとも私にとってはそういう小説である。

いちばん好きなのは熱帯夜。ゆらゆらしてはいても幸せの話であることと、ビアンの話であることが理由。ああ、こういう幸福感に苛まれていたい。

レビュー投稿日
2013年3月28日
読了日
2013年3月28日
本棚登録日
2013年3月28日
5
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