敗戦後の混乱と貧困の中で生きるドイツ人のお話。
戦時中、ユダヤ人役の俳優として活躍していたことをひた隠しにするドイツ人俳優、父親は共産党員だったためナチに殺害され、母親は自殺という過去を持つ女の子など、時代の流れに翻弄されながらも力強く生きる登場人物が魅力的でした。ストーリー自体は可もなく不可もなく…なので、星3つにします。

2022年9月29日

読書状況 読み終わった [2022年9月29日]
カテゴリ お気軽編

20歳のセネガルの青年が、戦時中にフランス兵として前線に送り出され、親友や同僚が目の前で死んでいくのを見て、だんだんと精神を病んでいくお話。親友が死んでいく場面は強烈だし、ラストは精神分裂状態になるってことなのか、もうよく分からなかった。

2022年12月11日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2022年12月11日]
カテゴリ 英語

スリランカの長年に渡る内紛がもたらした影響を、内紛を知らないひとりの若者の目を通して見つめるお話。
紛争の最中、目の前で自分の息子が殺されてしまった母親は立ち直れなくなり、最後は自殺してしまう。家政婦としてお世話になっていたその人のお葬式に参加すべく、主人公の若者は内紛の傷跡がまだ残るスリランカ北部へと旅に出る。その旅を通して、スリランカの紛争の歴史と、紛争に巻き込まれてテロリストになった少女、傷ついた人々、虐殺された政治犯などなど、スリランカという国に限らず紛争というものについて考えさせられる一冊でした。また読み返したい。

2022年9月29日

読書状況 読み終わった [2022年9月29日]
カテゴリ 英語

グリコ森永事件の話。
読み始めると止まらず、一気読みしました。
読みごたえもあって、とても面白いのですが、最後の場面だけは「さぁ、ここで泣くのですよ」と言わんばかりのお膳立てにしらけてしまったので星は3つです。ドラマチックな話が好きな人にはいいかも。

2022年9月29日

読書状況 読み終わった [2022年9月29日]
カテゴリ 推理小説

公房にして読みやすくて分かりやすい。砂の女や赤い繭に共通する、自分の「家」とは何かがテーマ。

2021年10月6日

読書状況 読み終わった [2021年10月6日]
カテゴリ どろどろ系

著者Naipaul氏の自叙伝。と言っても主人公はその父親で、1900年代前半のトリニダードで暮らすインド系移民の生活ぶりが伺えます。結婚して嫁の家で暮らしはじめたBiswas氏を待っていたのは一人のお婆さんの統制のもとヒンズー教徒としての伝統と秩序を保って暮らす大所帯の家族。時代の流れとともにアメリカナイズされる人あり、共産主義に感銘を受ける人あり。家族の絆もほつれていくが、貧乏で自分の持ち家など買える訳もなく、一族みんなで一つ屋根の下、絶え間ない言い合いを繰り返す。そんなBiswas氏が最後に行き着いたのはどんなにポンコツでも自分の「家」があるという幸せ。トリニダードの歴史も文化も何も知らないため謎なこともいっぱいあるけれど、全体的にユーモアも含めて描いてあり読みやすい。ただし英語は訛っているので英語の勉強には不向き。

2021年10月3日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2021年10月3日]
カテゴリ 英語
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ナチ占領下のチェコスロバキアの話です。小説と歴史書の中間のようなスタイル。小説にしては限りなく客観的に、でめ口語体で書かれていて読みやすい。違った角度でナチの残虐性、愚劣さが伝わってきました。

2022年9月29日

読書状況 読み終わった [2022年9月29日]
カテゴリ 英語

活字より映像で見た方が良いと思う。活字だと若干、白々しい

2017年10月14日

読書状況 読み終わった [2017年10月14日]
カテゴリ お気軽編

あかん、理解不能…

2015年9月10日

読書状況 読み終わった [2015年9月10日]
カテゴリ どろどろ系

「母性について」の女性教師が何者か分かるのに相当時間がかかりました。
冒頭と最後で自殺場所と方法が違うのに気付かなかったらそのまま気づかず素通りしてしまうところでした…。別の意味で怖い。
湊かなえさんの本はこれが初めてです。ちょっとイライラさせられたけど、また何か読んでみたい。

2015年9月4日

読書状況 読み終わった [2015年9月4日]
カテゴリ 推理小説

オールカラーでかわいいイラスト付き。
東寺に行く度に「今回こそは仏像を覚えて帰るぞ」と思うけど覚えられた試しがないので、この本買いました。これでお勉強します。

2015年8月8日

読書状況 読み終わった [2015年8月8日]
カテゴリ お気軽編

強烈なキャラ、やり過ぎなくらいのストーリー展開からプリズンホテルを思い出しました。
そして、白々しいのが鼻につくけど何故か登場人物に惹かれてしまうのもプリズンホテルに同じ。
気軽に読めます。気分転換にいい。

2015年8月26日

読書状況 読み終わった [2015年8月26日]
カテゴリ お気軽編

台湾の新幹線に乗った時、あまりに日本の新幹線と同じでビックリしたことがあり、その事業に関する本だったので読んでみました。
この作家さんの本を読むのははじめてです。
人間ドラマが淡々と描かれていて、心温まるお話。ただ、私の趣味(もっとドロドロした人間の醜い部分も包み隠さず正面から向かうような泥臭いの)ではない。

2015年7月30日

読書状況 読み終わった [2015年7月30日]
カテゴリ お気軽編

感動しました。
今の学校ではもうこんな話は無理なのかなぁと思うと、現代は何か大切なものを失っているんじゃないかと残念な気分になります。

2015年7月11日

読書状況 読み終わった [2015年7月11日]
カテゴリ どろどろ系

登場人物のキャラがどれも魅力的。
村上春樹はノルウェーとねじまき鳥についで三冊目だと思うけど、今までは読み始めたら止まらないけど結局何を言いたいのかもよく分からず終い…。今回ようやく理解できました。

2015年5月13日

読書状況 読み終わった [2015年5月13日]
カテゴリ 推理小説

60年代生まれでロンドン育ちの男性なら抱腹絶倒?かもしれませんが、そうでなければ映画で十分な気がする。

2015年6月7日

読書状況 読み終わった [2015年6月7日]
カテゴリ お気軽編

わざとらしさと暴力的表現が鼻について嫌だったけど、気付くと登場人物に惹かれている自分がいてびっくりした。気軽に読める面白い本。ただ、シリーズ本を読もうとまでは思わない。

2021年10月3日

読書状況 読み終わった [2021年10月3日]
カテゴリ お気軽編

小説というよりは資本主義について考える本のような感じ。

2015年1月10日

読書状況 読み終わった [2015年1月10日]
カテゴリ お気軽編

中学か高校時代にでも読めば好きになったかも。三十路を超えると辛いです。

2015年1月10日

読書状況 読み終わった [2015年1月10日]
カテゴリ お気軽編

気軽にあっという間に読める一冊。さすがモーム。

2014年12月7日

読書状況 読み終わった [2014年12月7日]
カテゴリ お気軽編

主人公がみんな煮え切らない人生を歩んでいて、イライラする。実際に周りにこんな人がいたらおそらく激怒する。でも、そこがリアルで、絵空事が並べてある小説なんかよりよっぽど惹かれる。日頃すぐにバイトを辞めてしまう人たちの立場になんか立って考えたことなんかない自分をちょっと反省した。でもやっぱり理解不能…。また時間を置いて読み返したら別の発見があるかも。

2014年12月13日

読書状況 読み終わった [2014年12月13日]
カテゴリ どろどろ系

結末は強引すぎて個人的に受け入れられませんでした。でも心に響くところがあります。他の作品を読んでみたい。

2014年11月18日

読書状況 読み終わった [2014年11月18日]
カテゴリ 推理小説

一気に読める。ただ、もう一度読むほどの魅力は無い。

2014年5月18日

読書状況 読み終わった [2014年5月18日]
カテゴリ どろどろ系

その昔イースター蜂起の勉強を大学でしたけど、Roger Casementの名前は知らなかった。イースター蜂起の際、密かにドイツとタイアップしてイギリスをやっつける計画があったと聞いたことがあったけど、これはそのドイツへと渡って交渉した挙句、反逆者としてイギリスに逮捕&処刑されることになる彼の一生について書かれた本。「地球上で一番残酷な生き物は人間」というセリフが忘れられません。教科書には載らない暗黒の歴史に愕然とします。

2014年1月30日

読書状況 読み終わった [2014年1月30日]
カテゴリ 英語
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