点と線 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1971年5月25日発売)
3.59
  • (343)
  • (673)
  • (915)
  • (114)
  • (15)
本棚登録 : 5668
感想 : 596
4

松本清張の代表作。ミステリー史の中では「探偵小説」の奇想天外さから脱却した「社会派ミステリー」を形成したと位置付けられるという。
短い小説であるが、アリバイ崩し、執念を燃やす警察官、社会的路線、現実感路線など様々な要素を凝縮していて、当時としては斬新な推理小説物であったことをうかがわせる。
物語の背景には時代を感じさせるが、プロットも少し時代を感じさせる。話の論理概要を振り返ってみると論理は流れているようにみえるが、全体として空想的か。
物語のスケールはダイナミックであるが流れるように進むため、安心かつ興味を共有しながら読み進めることができた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説、ミステリー
感想投稿日 : 2010年2月28日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年1月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする