ワールドカップを経て監督は何を考えてるんだろうと思い、購入に至ったものの、単純に文章としておもしろくない。ビジネス書と銘打っているのが邪魔をしている印象。
純粋に男子バレーの裏舞台を読みたい人には消化不良に終わるかなと。
素直に共感できたのは「ナショナルチームの選手として恥ずかしくない人間であれ」という具体的な指導方法。
茶髪やひげの身だしなみや挨拶について妥協しないという植田監督の方針として知っていたけどよりリアルに知ることができてよかった。
それから監督が食事で鍋の時に選手たちにビールの一杯ぐらい飲ませてやりたい、という主張に対して管理栄養士がバッサリ「ダメ」というやりとり。監督の人間らしいところが垣間見えてよかった(笑)
もちろん、生真面目で融通利かなそうなまっすぐすぎる方なのかなっていうのはわかる。それでも選手たちの信頼を得て、全日本として勝利できるのかはまた別問題なので、直面している厳しい問題をそれだけクリアできるのか、同じことを繰り返さないかが問われてくると思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
バレー(スポーツ)
- 感想投稿日 : 2011年12月27日
- 読了日 : 2011年12月27日
- 本棚登録日 : 2011年12月27日
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