世にも危険な医療の世界史

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本棚登録 : 431
レビュー : 16
制作 : 福井 久美子 
政宗九さん  未設定  読み終わった 

実にスリリングな歴史ノンフィクション。歴史上実際にあったトンデモ治療をタイプ別にまとめている。これで病気が治る、と信じた昔の人たちは、ラジウム飲料を飲み、血液をバクバク抜き、ペスト治療として粘土を食べ、精力をつけるためにヤギの睾丸を陰嚢に埋め込んだ。笑いながら読み進められる(文章と翻訳も実に面白いのだ)のだが、やがて笑えなくなる。現代の治療だっていずれ否定されるのかも、と思うと恐ろしくなってくるのだ。精神病治療として脳にメスを入れたロボトミー手術だって、つい最近まで普通に行われ、その提唱者がノーベル賞を受章しているのだから。

レビュー投稿日
2019年4月24日
読了日
2019年4月24日
本棚登録日
2019年4月24日
8
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