ソーントン・ワイルダー〈1〉わが町 (ハヤカワ演劇文庫)

  • 早川書房 (2007年5月24日発売)
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本棚登録 : 191
感想 : 21
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あまりにも好きで、この本をテーマに卒論を書いた。 好きな場面、せりふ、演出、あまりにも多すぎて… 一生かかっても満足いくレビューができそうにないから私が死んだら棺桶にいれて一緒に燃やしてほしい。 さよなら、世のなかよ、さようなら。グローヴァーズ・コーナーズもさようなら……ママもパパも、さようなら。時計の音も……ママのヒマワリも。それからお料理もコーヒーも。アイロンのかけたてのドレスも。あったかいお風呂も……夜眠って朝起きることも。 はじめてこのシーンを読んだとき、なんてあたたかくて切なくて美しい情緒なんだろうと思った。 何回読み返したかわからないくらいなのに、読むたびはじめて読んだのかってくらい泣いてしまう。 これからもずっと添い遂げたい本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年8月19日
読了日 : 2017年1月18日
本棚登録日 : 2017年1月18日

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