いやあ、青春だなあ。
実に青春。
まさに青春。
青春物語の書き手である(最近はそれ以外も多いけど)作者の面目躍如な巻。
第一巻では題名どおり、曲野と進藤のダブルス二人が主人公だったのだが、4巻目の今巻ではテニス部2年男子4人のみんながそれぞれ主人公の青春群像劇になった。
テーマは前進だろうか。
もしくは成長。
夏の大会の敗北を引きずって、なんともギクシャクとしたテニス部の面々が、修学旅行という一つのブレイクを挟むことによって、再び前進していく姿。
そしてラストはやっぱり試合で締めくくるという王道展開。
みんなのテニスに掛ける熱い想いが実に清々しい。
いやあ、青春だねえ。
うん、楽しみました。
来年の夏が待ち遠しいね。
ラストのtea breakで、この物語にはめずらしく恋バナになるのかなと思って期待したんだけど、え?なに?
進藤、腕に怪我?
それって、まずくない?
よし次巻だ次巻だ。
読書状況:読み終わった
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エンタメ
- 感想投稿日 : 2018年8月13日
- 読了日 : 2018年8月13日
- 本棚登録日 : 2018年8月13日
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