作家志望者たちのサークルを舞台に、次々と起こる殺人事件。犯人はサークルのメンバーなのか。そして、次の犠牲者も…?サークルの新入り、トラック運転手のボブが真相を探る素人探偵ミステリー!…かと思いきや、なんと途中から警察モノになったのですごく驚いた。が、スイッチは鮮やかで、さすがのうまさ。読者がボブの目で見てきた事柄に、警察が新たな意味を見出していく過程がおもしろい。サークルのメンバーも警察の捜査陣も、それぞれの思惑を抱えた個性的なキャラクター揃いで、目が離せない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ 長編
- 感想投稿日 : 2008年11月7日
- 読了日 : 2008年11月7日
- 本棚登録日 : 2008年11月7日
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