阪急電車 (幻冬舎文庫)

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本棚登録 : 35227
レビュー : 4181
著者 :
フリント船長さん 小説 長編   読み終わった 

電車のなかでのちょっとしたふれあいに背中を押され、今いる場所から一歩踏み出していく…というコンセプトはおもしろい。これが阪急電車の広告だったら、楽しく読めるだろうと思う。
が、大人の小説としてはあまりに幼い。すごくダメな人たちがぎゃふんと言わされる、というエピソードのくりかえしにあぜんとした。これほど善悪二元論的・勧善懲悪的な話はめったにないのでは。
(そのほかにも、悩みが類型的だったり、何もかもが好転したり、カップルがどれもこれも異様に微笑ましかったりするのだが、そこはまあファンタジーとして読める範囲)。
これが平積みで売れているということにショックを受けた。いいのか、それで。

レビュー投稿日
2011年5月25日
読了日
2011年5月25日
本棚登録日
2011年5月25日
6
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