警視庁SM班 モンスター (II) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2020年5月22日発売)
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本棚登録 : 285
感想 : 22
3

シリーズ2作目。
前作で解決したかと思った人体パーツの売買事件。
プロローグを読んでいて、「あれ?1回読んだ?」と思うデジャブ感。まさかの前作からの続きが描かれる。
前作では実行犯二人が逮捕されたが、売買の買い手側であった氏家星一郎には捜査の手が及ばず、逮捕された二人と同じ手段で女性を拉致し、パーツを手に入れようとする。
その中で実行犯の逮捕に貢献したSM班も、星一郎のターゲットとなり、班長の薬寺も拉致されてしまう…
ほとんどが犯人目線で描かれ、SM班の活躍の場面は前作に比べると少な目。その分、グロテスクなシーンも多い。
前作で犯人の会社で働いていた事務員の女性が、まさかの豹変で意外な展開。
星一郎の元で働く島田房子と言う人物は、あの「房子」ではないの??
個人的にはSROとのコラボを期待していたので、「ここで?」と一人盛り上がったけど、ブクログのレビューでは誰も触れてなかった…違う人なのかな…確かにあの「房子」は簡単にやられたりしないかなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 警察物
感想投稿日 : 2020年12月9日
読了日 : 2020年12月9日
本棚登録日 : 2020年9月22日

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