教場シリーズの風間が教官になる前、刑事指導官をしていた頃を描く連作短編集。
ある県警では刑事になった後、3か月経つと署長に呼び出され、「風間教場」に送り込まれる風習が出来ていた。「風間教場」に送り込まれる刑事は、風間に認められると、その後出世すると言われているが…
全てハウダニットで描かれていて、相変わらず、作者の短編ミステリーの巧さに感心する。
風間が片目を失ってしまった理由も描かれ、シリーズファンには堪らない作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
警察物
- 感想投稿日 : 2018年1月11日
- 読了日 : 2018年1月11日
- 本棚登録日 : 2017年9月5日
みんなの感想をみる