文學界 (2020年6月号)

  • 文藝春秋 (2020年5月7日発売)
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本棚登録 : 22
感想 : 4
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第165回芥川賞候補「赤い砂を蹴る」
母を亡くした千夏が母の友人であり、日系二世の芽衣子と共に、故郷のブラジルへと旅する物語。
たくさんの亡くなった人の思い出が語られる。
千夏の母親、幼くして亡くなった弟、芽衣子のアル中の夫、その夫の母親。
娘と母親との和解の物語、いや死者との和解の物語?

「結局、誰も助けられなかった。」
「だから、それは。」
わかってるんだけどね、芽衣子さんがもどかしげな声を出す。

太宰の孫ということで今回の芥川賞の話題枠、ということではなく、かなりの筆力。もともと劇団主催者なのね。
芥川賞予想○対抗

松浦理英子と濱野ちひろの対談「動物と人間は愛しあえるか?」がぶっ飛んでいた。トランスピーシーズって!!

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 芥川賞
感想投稿日 : 2020年7月8日
本棚登録日 : 2020年7月8日

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