魔性の子 (新潮文庫)

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本棚登録 : 5508
レビュー : 632
著者 :
きょうさん 十二国記シリーズ   読み終わった 

【うろ覚えで感想】
十二国記を読み終わった後だったので、ホラーではなく番外編として。
なので主人公の広瀬よりも、高里のぽっかり空いた気持ちや惨劇を起こすモノたちの思いの方に興味が偏りました。またこれを読んだのが子供のころで、広瀬や高里と同じように自分も「居場所はここじゃないんじゃないか」などと思っている時だったので、最後は残される広瀬に共感してしまいました。高里が羨ましくもあり・・・。
読了後は十二国記の『黄昏の岸』を読みたくなります。


【再読】
嵌りに嵌って一気に読んでしまいました。
先に十二国記を読んでいれば外伝として、読んでいなくてもかなりホラーでぞくぞくしながら読めます。でもやっぱり十二国記を読んだあとの方があらゆるところで、そうだったのか!と思えて倍楽しめるんじゃないかしら。
本当に故国があって全身全霊で帰りたいと叫ぶ権利のある高里と、世迷言にすぎなかった広瀬。
広瀬の報われなさが自身と被るというか、どんなに逃げたいと思っても結局ここで生きていくしかないんだなと。
どこまでも人間の醜さが露見していて思わず人間やめたくなりますね。

レビュー投稿日
2013年3月12日
読了日
2013年3月12日
本棚登録日
2013年3月12日
3
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『魔性の子 (新潮文庫)』のレビューへのコメント

猫丸(nyancomaru)さん (2013年4月8日)

「十二国記を読んだあとの方が」
そうなんですか。。。
新潮社から完全版が出たので読んでみようかと思っているのですが、シリーズ序章と書かれてあったし、試し読みには良いかな?と漠然と思っていたのです。しかし悩むなぁ(どちらにせよマダマダ読めませんが)、、、

きょうさん (2013年4月10日)

>nyancomaruさん
私個人的には十二国記を読んだ後にこちらを読んだ方が楽しいのではないかと思いますが、
理解不能な不気味な雰囲気は十二国記を読む前しか味わえないのでそれもまたよいのかなと思います!
そして十二国記を読了後にまたこちらを再読して~ってどれだけ読ませようとしているのでしょう(笑)

猫丸(nyancomaru)さん (2013年4月17日)

「理解不能な不気味な雰囲気」
ナルホド。
それを味わうために最後にしましょう~

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再読情報 [1回]

  • 2013年3月17日

    再読しました。

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