海野十三敗戦日記 (中公文庫BIBLIO)

著者 :
制作 : 橋本哲男 
  • 中央公論新社 (2005年7月26日発売)
3.30
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本棚登録 : 36
感想 : 6

私のは講談社版。
sf作家が戦争末期の毎日を日記にしたためている。その角度は興味深い。日記であることで、より身近な追体験ができる。正直こんなに空襲がある印象がなかった。生活にこんなにも戦争が組み込まれているとは。
国を愛すゆえの戦争協力、そのための心中未遂。子供にも言い聞かせ、正式な遺書も書いたが遂げられず。その影には遂げられた人が確実にいたことにショックをうける。
帝都において空襲をうける姿があまりにも真に迫り、また庶民の暮らしぶりが見られた。
まさか原爆にいち早く気がつくなんて、さすがsf作家。
市民の様子を知るのにとても都合がよい作品だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史が好きになる
感想投稿日 : 2013年9月8日
読了日 : 2013年9月8日
本棚登録日 : 2013年9月8日

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