日本近代都市史研究

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  • 思文閣出版
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 明治初年から大正期にかけての主に大阪を対象に、都市計画や社会政策や公共事業などの政治過程の分析を通して、都市における名望家支配の形成と変容を明らかにした歴史研究。「土着名望資産家」による地域支配秩序を支えたシステムとして、地方選挙における候補者の事前談合=「予選」体制の存在を抽出している。貧困者・貧困地域に対する追放・統制・「浄化」政策や、市営事業を巡る行政と私的資本の対立抗争など、現在の都市問題や地方自治を考えるうえで示唆に富む。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史(近代・現代)
感想投稿日 : 2015年3月14日
読了日 : 2015年3月14日
本棚登録日 : 2015年3月14日

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