監獄学校にて門番を (電撃文庫)

3.20
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本棚登録 : 52
レビュー : 5
著者 :
mokurenさん  未設定  読み終わった 

澄み渡っていながらも何処かさみしい晩秋の空を思わせる作品。
落ち着いた中に時折混じる軽妙なセリフが心地良く不思議な文体にどんどん作中へ引き込まれてしまった。
過去の取り返しのつかない悲劇や後悔が描かれて居ますが、いわゆる泣かせを押し付けるものではなく、からりと透明な悲しみ中に未来への希望が示されており各登場人物や世界の今後を見届けたい気持ちにさせられます。
主人公が過去の不幸に腐るでもなく全てを諦める訳でもなく自分に出来ることを(ボヤキながらも)愚直にこなそうとする姿がそうさせるのだと思います。
単巻でまとまっていますが是非続きが、できれば大作で種族問題の行き付く先を見届けたいですね。

レビュー投稿日
2014年9月23日
読了日
2014年9月23日
本棚登録日
2014年7月14日
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