発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい (シリーズ ケアをひらく)

4.02
  • (14)
  • (17)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 285
レビュー : 20
綱吉さん  未設定  読み終わった 

発達障害とは何か?
本書は、綾屋さんが自身の感覚を丁寧に分解して研究し尽くした一冊。
月並みな感想だが、こんなにしんどい日々を送っていらっしゃることに驚嘆。
医学用語や教育、福祉の場で使われる「発達障害」「自閉」とは異なる、まさにリアルな体験としての不自由。
こんなに聡明な方が、不自由さを抱えているために不当な評価をされてきたのだと思うと、辛くなる。

綾屋さんは手話を学び、使用することで、他者とのコミュニケーションに良い変化が生まれた。
手話と発達障害者との親和性は以前も目にしたことがあって、ますます興味が沸いた。
しかし一筋縄ではいかなそうな予感‥。
そりゃそうだ、一つの言語だもんね。

共著の熊谷さんから見た、綾屋さんが描かれているところも良かった。
やはり聡明な方なのだろうな、と想像。

当事者の方に読んでもらいたい。
自身の障害を研究することのメリットを、きっと感じられるのではないか。
じゃあ、支援者としての私ができることとは?
まずは「ケアをひらく」シリーズを読み進めることなのかなと。

レビュー投稿日
2019年12月30日
読了日
2019年12月30日
本棚登録日
2019年12月30日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつ...』のレビューをもっとみる

『発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい (シリーズ ケアをひらく)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする