雑司ヶ谷R.I.P.

著者 :
  • 新潮社 (2011年2月1日発売)
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本棚登録 : 292
感想 : 44
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ストーリーテラーとしてどうこう、という以前に自分の脳をぱかっと開いて、知っていることを愛情をもって繋げて、もう一回全然違う話として成立させる、みたいな感じのハチャメチャ話。

例えば小沢健二であったりとか、格闘技とかに対する愛というかウンチクが楽しい。僕は好き。

でも、話がぶっ飛んでる分、終結に向かってしりすぼみして行く感じは池上永一あたりのSF物を思い出す。

でも、男同士のセックスはそんなもんではないはずだと思うのだか。いや、わかっていてそれも邪道の邪道を描いたのか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年12月25日
読了日 : 2012年12月25日
本棚登録日 : 2012年11月22日

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