夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

3.97
  • (4895)
  • (4053)
  • (2857)
  • (721)
  • (306)
本棚登録 : 36848
レビュー : 4101
著者 :
momocorinさん  未設定  読み終わった 

大学の丸善で私を呼び止めたこの子。「大学生に読んで欲しい本NO1」ということで、さりげなく購入。表紙が可愛らしいから可愛らしいだけの作品かと思ったら、いい意味で期待を裏切られた。

独特の言い回しがいい。古風で綺麗な日本語で、綺麗な世界が書かれており、また登場人物がみんな可愛い。主人公の女の子の可愛さなんて、エベレストのてっぺん。

読み終わったあとむず痒く心が躍るような、発泡性の極彩色の世界観。しゅわしゅわして、ちょっと酔う。気持ちよくなれるお話。




「よろしいですか。女たるもの、のべつまくなし鉄拳をふるってはいけません。けれどもこの広い世の中、聖人君子などはほんの一握り、残るは腐れ外道かド阿呆か、そうでなければ腐れ外道でありかつド阿呆です。ですから、ふるいたくない鉄拳を敢えてふるわねばならぬ時もある。そんなときは私の教えたおともだちパンチをお使いなさい。堅く握った拳には愛がないけれども、おともだちパンチには愛がある。愛に満ちたおともだちパンチを駆使してこそ、美しく調和のある人生が開けるのです」

レビュー投稿日
2012年6月29日
読了日
2012年6月20日
本棚登録日
2012年4月27日
2
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)』のレビューをもっとみる

『夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする