病む子の祭

著者 :
  • 青空文庫 (1999年7月4日発売)
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感想 : 2
4

 「ごん狐」ぶりの新美さんの作品。

 青空文庫の注意書きであったけれど、確かに今だと差別用語や差別的な態度がオンパレードだし……自分はあんまり気にしないタイプだけど、気になる人は気になるかもしれない。まあ、ちょっとひっかかる程度で流して読んだ方がいい筈。

 よし坊の死に際の話なんだけど、わりと日本の映画にありそうな展開のストーリー。平平凡凡で進んでいくんだけど、実際はそうではなくて、静かに物語が続いていくあたりが日常生活を演出している。
 それに、よし坊がおとなになれないことを察しているあたりや鳥を手に乗せているところはなんとも言えない寂しさが、感じられる。私が保護者だったら、無理にでもよし坊の願いを叶えたいかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童文学
感想投稿日 : 2013年2月4日
読了日 : 2013年2月4日
本棚登録日 : 2013年2月4日

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