親子の関係っていろいろあるんだなーと、本を読んでて思う。小説でもノンフィクションでも、そう。いろいろあるのに子どもと特に母親との強烈な関係性。思い。そこから生まれてきた命が生きているんだもんね、もう一つの人間として。
このお話で主人公がもがいている様々な関係性の中にも家族の関係、親と子の関係、母と子の関係は重要な位置を占める。
そして戦争、人種、移民、といったより大きな枠組みから見た社会的テーマが直接的に扱われている。
現社会にも通づるこれらの課題をただ一般的に学ぶのではなく、具体的な一人の人間の生きざまについて想像し考える機会を与えてくれるのが、このようなストーリーなのでは、と思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2019
- 感想投稿日 : 2019年4月14日
- 読了日 : 2019年4月13日
- 本棚登録日 : 2019年4月14日
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