天正遣欧少年使節団をテーマにしたマルガリータがとても素晴らしかった作者様のため、作者名で読みました。
今作は家康の側室の1人、阿茶を主人公に、阿茶とキリスト教、家康の匂わせ信仰を描いている。
正直、煙に巻かれたような読後感。当時のキリシタンになった高山右近やガラシャの侍女のいとは出てくるものの、パーツのような存在で、阿茶がいうほど影響力を与えた人物像には読めなかった。
阿茶にとって唐突に最愛となった、さいさまも、阿茶の最期までふわふわしているだけだった(それが西郷の魅力だとしても、聖女過ぎて伝わらない)
いまの自分には響かない作品でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年11月9日
- 読了日 : 2024年11月9日
- 本棚登録日 : 2024年11月9日
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